施工性と経済性を両立したハーフプレキャスト構造
■断面構築にプレキャスト部材と現場打ちを併用した、ハイブリット構造の大型ボックスカルバートです。
■部材厚が大きくなる条件下では、プレキャスト化すると運搬等の制約から部材の分割数が増えてしまうため、一般的に現場打ちが採用されています。しかし、本構造を用いれば現場作業で煩雑になる工程をプレキャスト化できるため、全て現場打ちで施工するより効率施工と工期短縮が実現できます。
■頂版の現場打ち部は、プレキャストPC版を型枠兼構造部材として用いるため、支保工が不要です。
■頂版隅角部は継手がない構造のため、高い構造安定性を確保しています。
■中壁タイプの部材を用いることで、多連構造にも対応可能です。