仮設山留不要の自立式擁壁
PCー壁体は、角形断面のパイルを連続して壁状に設置することにより、壁高9m程度までの自立式の道路擁壁や河川護岸等を最小用地幅で短工期・経済的に構築する工法です。部材幅は□500~900㎜で、上部工の反力を負担する支持杭として使用できる他、振動を抑制する効果もあり住環境の保全にも貢献しています。頭部に梁を設置して内部を掘削し、底版コンクリートを打設すれば仮設不要で地下調整池なども経済的に構築できます。また近年では新規格の□400㎜部材。懸垂式杭打機によるPCー壁体施工を開発し、低壁高部や狭隘地でもより経済的な設計が可能となりました。
NETIS:KTー990077ーV