AI、IoT技術で山岳トンネル現場を管理して労働生産性を向上
山岳トンネルの工事現場を無人で管理するためのAI、IoT技術を複合して運用することにより、生産性の向上を図る。具体的には、坑内カメラで撮影した切羽近傍の映像から切羽作業の工種をAIで自動判定し、作業の進捗状況を把握・分析することで施工上の課題を抽出し効率化を図る。また、自動判定された工種に応じて換気設備を自動制御し、使用電力量の削減を図る。それとともに、IoT電力センサを用いて坑内設備の使用電力量を計測して稼働状況を無人で管理することで、巡視作業を軽減する。