~設計仕様における音をクラウドで予測計算し試聴可能に~
建物の設計において、騒音に対する遮音性能や室内の音の響き方などの音環境についての検討を行う際、その性能をdB(デシベル)や残響時間などの数値で表すため、完成した建物の音環境がイメージしにくい問題がありました。
そこで、設計仕様の音環境をわかりやすく体感的に確認できるよう、完成建物の音環境をクラウド上で予測計算して具現化し、試聴することができる「音環境プレゼンテーションシステム」を開発しました。
本システムでは、屋外や隣室・上階からの音の室内における聞こえ方、室内の音の響き方、建物から生じる音の敷地境界における聞こえ方など、6種類の音環境を設計段階で試聴することができます。