BIM/CIMモデルのさらなる活用への取組み
建設現場の生産性向上を目指し、BIM/CIMモデルの活用への新たな取組みを実施しました。構造物の3次元モデルに工程データを連動させた4次元モデルに、コスト情報を付与することで、工事の進捗と時間の経過に合わせてコスト管理が可能になる5次元シミュレーションシステムを開発しました。
これにより多年度にわたる工事で年度ごとの予算執行状況を容易に可視化でき、様々な条件で変化する施工方法と工程に応じたコストを一体的にシミュレーションすることができます。工事の可視化によって複雑な工程の作業間調整を容易にし、コストを含めた施工検討を可能とすることで、さらなるBIM/CIMモデルの活用を進めました。