コンクリートの塩害対策およびアルカリシリカ反応(ASR)の抑制
コンクリート材料としてのフライアッシュ(FA)は、コンクリートの組織を緻密にするため、海水や凍結防止剤由来の塩分の浸透を防ぎます。さらに、ASRの抑制効果も期待できるため、高品質なコンクリートの製造とインフラの長寿命化に貢献します。
当社は、宮城県石巻市でFA中の強熱減量を1%以下に低減し、生コンの空気量などの調整を容易にした加熱改質フライアッシュ「CfFA®/Carbonーfree Fly Ash」(JIS A 6201 Ⅱ種、高品質)と強熱減量2±0.5%の「MFA®/Modified Fly Ash」(JIS A 6201 Ⅱ種、汎用廉価)を製造しており、年間を通じて安定した供給が可能です。※写真:常磐自動車道好間トンネル坑門