リングビームデバイスを用いて、地下空洞等の形状や大きさを非接触で迅速に測定
リングビームスキャナー「SATURN(サターン)」は、リングビームデバイスを利用した地盤内空洞の大きさや形状を測定するスキャナーです。リングビームデバイスとは、半導体レーザービームを円錐ミラーで円盤状に反射させることでリングビームを生成し、測定対象内部に二次元の光断面形状を投影する装置です。本スキャナーでは、投影された光断面形状をCCDカメラで撮影し、その画像を3DMSによる位置情報に基づいて繋ぎ合わせることで対象物内面の三次元形状を非接触で取得します。従来のスキャナーと比較して、計測速度が圧倒的に速いことが特徴であり、測定に関わる費用の大幅なコストダウンを図ることができます。